今や世界中で人気のある食器のブランドといえば、イッタラ社のティーマ。北欧フィンランドのプロダクトデザイナー カイ・フランク氏がデザインした究極のテーブルウェアです。一人暮らしを始めたり、結婚したりと新生活を迎える時に、どの食器を揃えたらいいのかなと迷ったら、こちらのティーマ、たいへんおすすめです。今回は、ティーマのご紹介と、ティーマ歴二十年の真森が日常で使っているティーマについてお伝えします。
ティーマとは
ティーマ・ヒストリー
1881年にフィンランドで創業した iittara(イッタラ)社は、美しくシンプルで機能的なテーブルウェアを製造している老舗ガラスメーカー。その代表的なシリーズである Teema(ティーマ)は、プロダクトデザイナーのカイ・フランク氏(1911-1989) が、1948年にArabia(アラビア)社でデザインしたKilta(キルタ)を原型にして、1952年に発売されました。リデザインされた様々なシェイプやサイズ、カラーバリエーションを展開して、現代の生活においてより使いやすく改良してきたロングライフデザインのテーブルウェアシリーズです。
ティーマの特徴、どんなサイズ、カラーがあるのか
2022年2月現在のイッタラ社公式ホームページからの情報をまとめました。
ティーマの特徴
・オーブン(直火はNG)OK!
・フリーザー OK!
・電子レンジ OK!
・食洗機 OK!
とにかく丈夫です。 20年間に渡って毎日使ってきて、割ってしまったのは、3回だけ(すべて夫の不注意)。割ってしまっても、買い足しが可能です。ロングライフデザインの為せるメリット。これは、なかなか他の食器ブランドではできないことですよね。
シェイプ・サイズ
・ボウル 15cm/21cm
・プレート 17cm/21cm/23cm/26cm
・マグカップ 0.3L/0.4L
・スクエアプレート 12×12/16×16
・プラター 16×37
・ミニサービングセット 丸:約φ120×H22mm 三角:約W125×D110×H35mm 四角:約W125×D125×H43mm
・ボウル 1.65L
・カップ&ソーサーカップ カップ約φ82×W106×H61mm 約220ml ソーサー:約φ143×H24mm
・ティーポット 約W210×D130×H155mm 約1000ml
カラーバリエーション
基本的に、シェイプによって生産されているカラーは違います。また、今までたくさんの限定カラーが製造されてきました。廃盤になったカラーは、運が良ければヴィンテージショップなどで探すことができます。公式ショップでは、2002年2月現在、ホワイト、レッド、ハニー、パールグレー、パウダー、リネンの6色。
どこで購入するか
ホワイトだったら、基本どのネットショップでも購入可能です。
もし、公式ホームページ以外のシェイプ(特にプレート12cm/15cm)や、カラー(特にブラック)を買い求めたい場合は、楽天市場やscopeさんなどで探すと、通常の取り扱いのないシェイプやカラーを入手することができます。
真森のティーマ
一番のおすすめ シリアルボウル15cm
とにかく万能なシリアルボウル15cm。まるで禅宗の修行僧が使う応量器のようなたたずまい。容量は約450ml。スープをはじめ煮物やお浸しや、もちろんごはんにも和洋折衷でどんな料理にも使えます。
真森の持っているティーマと使い方
真森が持っているティーマ
・ボウル 15cm ホワイト×5 ブラック×4 ブラウン×4
・ボウル 21cm ホワイト×5
・プレート 15cm ホワイト×6
17cm ホワイト×6 ブラック×3
26cm ホワイト×1 ブラック×1
・マグカップ 0.3L ホワイト×3
・スクエアプレート 15×15 ホワイト×2
※20年前に購入した現在販売されていないサイズとカラーがあります
使い方
シリアルボウルのブラウン(残念ながら廃盤カラー)は、味噌汁に重宝しています。理由は、漆器のお椀と違って、オーブンレンジと食洗機が使えるからです。家事の時短になっています。
プレート26cmは大皿として使えます。特にブラックは、刺身盛り合わせにぴったりです。
驚くほど、丈夫で万能。日本の食生活にも合います。
余談 真森はカイ・フランク ヴィンテージのコレクターです
ティーマ・ヒストリーでご紹介しましたが、現在のティーマには、前身のアラビア社のKilta(キルタ)シリーズと旧ティーマシリーズがあります。キルタとティーマの大きな違いは、キルタは陶器製で、ティーマは磁器製だということです。マニアックな話題になってしまいますが、キルタと旧ティーマが希少価値のある「北欧ヴィンテージ食器」としてフィンランドから輸入されて売られています。とても魅力的な食器たちで、真森の宝物です。暮らしをシンプルに最適化しようと試行錯誤していますが、真森は、ミニマリストや断捨離を目指してはいません。
好きなものは、好き。
こんな感じ、いいよね。
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